こんにちは!Kazheyです!
1つが壊れると、いろいろと同じタイミングで不具合が起こる現象にそろそろ名前を付けたいです。
こないだはウェーダーの浸水を修理したし…
修理できたと思えば、今度はモンベルのウェーディングシューズが問題を抱えていました。
軽くてコスパ最強のモンベルの沢登り用シューズ、サワートレッカー!

しかし、フェルトソールの宿命であるソールのすり減りに剥がれ…
それに気づかず、現場で剥がれてしまいました!
今回はその反省と共に、ソールの交換方法をお伝えしようと思います!
意外と簡単だったので、皆様も是非試してみてください!
目次
避けて通れないフェルトソールの劣化。その寿命は?
苔の生えた岩場や濡れたゴロタ場などで最強のグリップ力を有するフェルトソール。
それが大きなメリットでもある一方、避けて通れないのが寿命。
他のソールと違い、フェルトで出来ているのですり減りやすく、また剥がれやすいというデメリットも存在します。
じゃぁ、どのくらいで寿命が来るの!?というとこれは一概には言えませんが、僕は春先の中禅寺湖釣行、裏磐梯のスモールマウス、河川のシーバスなど、年間で2~30回程は使っています。
サワートレッカーを購入したのが今からおよそ3年前。
いきなりベロッと剥がれてしまい焦りましたが、50回以上は少なくとも使った事になります。
これはよく持った方で、3~40回くらい使ったら怪しいと思ってもいいかもしれません。
気付いたら早めに交換せよ!予備は買っておくといい。
今回フェルトソールの寿命を迎えて感じたことがあります。
それは、恐怖!!
3,40回目ほどでだいぶすり減っていたのは分かっていましたが、「まぁ、いけるやろ」と。
そして、今回ですよ。
場所は、某東京湾港湾部。
時刻は早朝4時。下げ止まりを1時間後に控えたその時。
テトラを越えて、水深こそは4~50cmですが、底質は石畳。
もちろん底には苔がビッシリ。
何も考えずに入水したんですが、何やら底に違和感…
ふとライトを照らすと、
「ベロン」
左足のソールが思いっきり剥がれています!
騙しだまし進んでいくうちに、完全に剥がれ、行方不明に…
そうしていつしか右足も半分剥がれてしまいました。
「寿命だろな~」
そんなことを思った瞬間…
「ずるっ!!!」
あぶね!と、もう片方の足を出した時。
「ずるっ!!」
もう、1歩歩くたびにズルズルと滑るではありませんか!
正直、今までフェルトソールの恩恵を受けすぎて気づいていませんでした。
苔のついた岩の恐ろしさを・・・・
なんとかポイントに到着し、足場の良い所に立てたはいいものの、そこから1歩も進めませんでした…
皆さん!!!!!
マジで、フェルトソールは、予備を持っておいてください!交換も簡単です!
今からその手順をお伝えします!!!
意外に簡単!フェルトソールの交換方法。
今回購入したのは、Amazonさんで売っていたプロックスの交換用フェルトソール。
フェルトのみの物も売っていましたが、接着剤やハケもついていたので、こちらを購入しました。

PROXのフェルトソール修理キット。PROX専用とありますが、大丈夫でした。
その❶古いソールを剥がす為に、90度以上の湯に5分以上漬ける。
まずは、古いソールが付いている場合は90度以上のお湯にソールを漬けてください。
5分以上漬けると、接着剤が溶けてはがれやすくなります。

しばらくつけていると、剥がしやすくなりました。
その❷ペンチ等で剥がす。
まだ暖かいうちに、ペンチでつまんで剥がしましょう。
ヤケドに注意です。
その❸フェルトソールをシューズの形に合わせてトリミングする(しなくても良い)
サイズがピッタリであれば必要がありませんが、気になる場合はやってもいいですね。ちなみに白ポスカでやると、綺麗に線を引けます。

一回り大きかったのでトリミングしました。
写真のようにカッターをフェルトと垂直に当てて、ノコギリの要領で切るとスムーズです。

意外と力がいるので、指などを切らないようにしてください!
その❹十分に接着面を乾かし、紙やすりで余分なフェルトを取った後に専用接着剤を充分に塗る。
剥がしきれず、古い接着剤やフェルトがくっついていると、貼り合わせた時に十分に接着出来ないことがあります。
その場合、接着面を乾かした後に紙やすりで充分に取り除きましょう。

取り除いたら、必ず専用の接着剤を使って、フェルト、ソール両方に万遍なく塗りましょう。PROXの替えソールの場合、接着剤はシールが貼ってあった箇所に塗りましょう。

❶こんなシールが貼ってありました。

❷ソール部分にも十分に…

❸付属のハケを使うとラクです。
専用外の接着剤を使ってすぐに剥がれてしまったという声も聞きますので、必ず専用のを使ってくださいね^^
その❺ドライヤーで接着面を乾かし、圧着させる。
充分に塗布出来たら、接着剤をドライヤーで乾かしましょう。
触っても接着剤が手につかないくらいがちょうどいいです。
後は、一発勝負です。
一度貼りついたらなかなな剥がせないので、しっかりと合わせて慎重に貼り合わせて下さい。
ある程度貼り合わせたら、スキマのないように履いて圧着させたり、ガムテープでグルグル巻きにして圧着させてください。
ちなみに僕は履いて圧着させました。
触ってみて、スキマが無かったり剥がれていなけば、完成です!

すぐにくっつきました。
圧着後、指で力強く剥がそうとしても剥がれなかったのですが、念のため最低でも使う24時間前には修理を終えていたいですね!
注意点!
その❶換気は十分に!
この接着剤、めちゃくちゃ臭いです!
出来れば屋外で、換気に気を使って行ってください。
その❷ケガやヤケドに注意!
カッターナイフや熱湯を使う作業になります。
指を切ったり、ヤケドをしないように注意しながら作業を行いましょう。
まとめ
ウェーダーやウェーディングシューズは、釣り具の中でも比較的修理の機会が多い部類に入ります。
それに加え、修理を怠れば安全性を損なう原因にもなります。
ウェーダーを購入する際は、一緒に補修キットの購入もお勧めします!
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